過食症回復のきっかけ第1位は「走ること」
フルマラソンの42.195kmなんて人間の走る距離じゃない!
自分には不可能だし興味もないと思っていた私が、30歳で走り始めて2年後に完走しました。
「Afterフルマラソン」
完走後、自分が変わっていました。
それまでは何をしても自信がなく、すぐに諦めてやっぱりダメだったと自己嫌悪ばかり。
ゴールの瞬間に「やった!がんばった!」と心の底から思えたのです。
ヤマー
自分で決めたゴールを達成できると自信が芽生えました。
過食症は心の支え
走っていてしんどくなった時、ふと、過食症の1番ツラかった時期のことを思い出しました。
過食症のしんどさに比べたらこれくらい。
いつまで続くか分からない闇と比べたら…ゴールが決まってるなら全然走れる。
ヤマー
過食症を支えにしてゴールしていました。
不可能を可能にする力
このフルマラソンがきっかけで、少しずつ自分のことを認め信じられるようになりました。
また、不可能という思い込みを、自力で可能にできることも学びました。
やってみたい、面白い、と思えることなら可能性は無限大。
ヤマー
色んなことにチャレンジしてみたくなりました。
1が100にもなる
最初に走り始めた時は1kmが限界。
それから、2年後にフルマラソン、4年後に100kmを完走。
4年あれば1を100倍にできる。
ヤマー
初めて自分のことを面白いと思えました。
走ることはすべてに影響する
走ると日常生活まで変わる。
雇われて無理なくできるルーティンの仕事から、現在の自営業の道を選びました。
自分を信じられるようになると、見た目や人の評価よりも、自分の判断基準で物事を考えられるようになる。
ヤマー
これらのことが過食症の回復に大きくつながっています。
私のターニングポイントは、30歳の時に走った1km。
走ることは未だにそんなに好きじゃないかもしれない。
でも、走ることで得られるものが多すぎて、走らずにはいられない。